「授業資料」--コンテンツモジュールツール
コンテンツモジュールは、教材となるファイルを学生に提示するためのツールです。目次を作成し、目次の各項目に1つのファイルを対応させる(リンクをはる)ことにより、教材ファイルを体系だてて提示します。また、後述する小テストを目次の1項目として割り当てることもできますので、練習問題まで含んだ小さなテキストブックとして構成することが可能です。
教材となる電子ファイルの形式は、学習者が閲覧可能なものであれば何でも構いません。Office書類など特定アプリケーションの書類であっても、学生がそれを使えることが確実に分かっていれば利用できます。機能を考えるとHTML形式がもっとも望ましいですが、教材ファイルをHTMLで揃えるにはそれなりの労力がかかります。
HTMLファイルを公開したいだけであれば、通常のWWWサーバだけで事足ります。わざわざWebCTのようなコース管理システムを使う理由の1つとして、学生の学習進捗状況を管理する機能が上げられます。
WebCTでは、コンテンツモジュールの目次の項目ごとに、何回ほど参照されたかを調べる事ができます。この機能をページトラッキングと呼んでいます。また、ある学生に注目し、その学生がどのページをいつ参照したのかを調べることもできます。この機能は学生トラッキングと呼ばれています。
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