ELS: Hirodai e-Learning Support

著作権処理支援

コンテンツ作成支援室では、「WebCT プレミアム プロジェクト」に基づいた「コースコンテンツ作成支援」サービスの一環として、著作権処理の支援を行っています。ここでは、その内容を簡単にご紹介します。

著作権処理が必要なのはどんな場合?

大学の授業において第三者の著作物の一部をコピーしたものを教室で授業資料として配布する事は、一定の条件を満たせば、著作者の許可なく行っていい事になっています。この事は著作権法第35条の「教育機関における複製等」の例外規定により保証されています。詳しくは、以下の資料を参照して下さい。

しかし授業時間外にも学生が利用できるようにするために、このような資料を無断で WebCT に掲載することは、現在の著作権法では許されていません。利用したい場合は、元資料の著作権保持者(著作権者) の許諾が必要になります。このように著作権者に対して利用したい著作物の転載許諾を申請し、許諾を得る作業を著作権処理と言います。

第三者の著作物を含む授業資料をWebCT で利用する場合は、この著作権処理をしなければなりません。WebCTなどサーバへアップロードする場合は、教育目的利用の例外規定が適用されないため、著作権処理が必要になります。

コンテンツ作成支援室による著作権処理支援の流れ

コンテンツ作成支援室では、2008 年12 月より開始した「コースコンテンツ作成支援」サービスの一環として、WebCT に掲載予定の授業資料について、著作権処理の支援を行っています。

著作権処理支援の流れ

  1. WebCT に掲載予定の授業資料ファイルと出典リストと利用申請書を支援室にお送り頂きます。
  2. 支援室は出版社などの著作権者に対して利用許諾の問い合わせをします。
  3. 許諾が得られた場合、出版社などの著作権者に利用許諾書を作成して頂きます。
  4. 利用許諾書を依頼者へお渡しします。(写しを支援室で保管)
ご注意下さい!
利用許諾が得られなかったり、出典が不明で著作権処理出来なかった部分はWebCT 上で利用できません。従ってそのような部分は置き換えるか部分的に削除して頂きます。